そういえば竜馬

友達にもらった「竜馬がゆく」をしばらく前に読了した。すばらしかった。
前に読んだのは高校生の時だったろうから15年以上前になるが、その時に読んだときと今回では随分印象が随分違った。以前読んだときには前半の剣術に熱中していたころの竜馬が輝いてみえたものだが、今回は後半の大人(?)になった竜馬の方に惹かれた。特に船団を率いて世界に出て行く夢を語る竜馬に痺れた。最後の数ページは涙無しには読めなかった。前回読んだときから15年以上もたつのだから僕も随分といろいろな経験をしてきた。竜馬ほどでは無いにしろ。だから本を読んで受ける印象が違うのも当たり前かも知れない。
しかし坂本龍馬って31で死んでるんだな。すでに竜馬よりも4年も長生きしていること気づきため息。「竜馬がゆく」はあくまでも小説であり、小説の坂本竜馬と実在の坂本龍馬は別だとは判っているのだけれど。

新装版 竜馬がゆく (8) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (8) (文春文庫)